自己実現新論動画講座
自己実現について、個人の内面だけで完結する話としてではなく、制度、関係性、仕事、社会との接続から解き明かすための動画講座です。導入ガイダンスから基本編、そして Person / Business / Society のエリア別で構成され、関心別に視聴を進めることが可能です。あなたが現状を打破しようとする理由を見出すことにお使いください。
この講座は、自己実現を「個人の内面」だけで完結させません。どのような環境で意欲が削がれるのか。どのような制度や関係性が挑戦を止めるのか。どのようにすれば、個人の価値を組織や社会へ接続できるのか。その問いを、導入・基本編・Person・Business・Society のエリアから解き明かします。
各カードの「視聴はこちら」を押すと、その場でYouTubeプレイヤーが展開されます。
自己実現新論とは
「自己実現新論」とは、数十年に渡って定説とされるアブラハム・マズローの自己実現理論とは異なる、現代の停滞に直面する現代に居る視点から自己実現を新しい姿に組み直す編集です。起草者、與儀陽介が電子書籍などで展開中。
従来の自己実現論との違い
従来: マズローの理論では、自己実現は基本的な欲求(生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求)が満たされた後に到達する最上位の欲求・最終段階と位置付けられていました。内面的な充足や個人の可能性の追求に焦点が当てられることが多かった。
自己実現新論: 自己実現という言葉が「内面へのフォーカスと充足」にしばしば用いられ、組織目標の達成と無関係とみなされがちな現状に対し、この新論はマネジメントや社会との関わりの中で自己実現を捉え直すことを意図しています。
主なアイデアと目的
- 「研究」ではなく「編集」: 多様な視点や既存の概念を組み合わせ、体系化することで「新しい姿」を提示しようとする「編集」であるとされています。
- 社会とのつながり: 個人の内面だけでなく、複雑な現代社会の中で「自分の居場所を見つけ、人生の新しい道を切り開く」ためのヒントを提供し、社会や未来に届く自己実現を目指します。
- 実践的なアプローチ: 自己理解と他者理解を進め、個人が「次の一手を編み出す力」を身につけるための具体的なコースや学習ガイドが提供されています。
- 組織・ビジネスとの連携: 自己実現を組織目標の達成と関連付け、あらゆるマネジメントやマーケティングと対話できるような理論体系を目指しています。
要約すると、「自己実現新論」は、自己実現を現代社会や組織活動と結びつけ、より実践的・社会的な側面から捉え直した、比較的新しい独自の枠組みであると言えます。
自己実現新論と欲求段階説
従来の欲求段階説と比べたときに、自己実現新論がどこで視点を切り替えているのかを一覧で整理します。
| No. | 比較項目 | 従来の「欲求段階説」 | 「自己実現新論」の独自視点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 基本構造 | 階層的ピラミッド(積み上げ型) | 螺旋状・動的なプロセス(編集と反復) |
| 2 | 起点 | 欠乏(足りないもの)への欲求 | アンマッチ(不一致)と日常への違和感 |
| 3 | 焦点 | 個人の内面的な「悩み」の解決 | 現実に対する「歯がゆさ」の打破 |
| 4 | 負の経験 | 克服すべき「欠落」 | 社会を変えるための「リソース(資源)」 |
| 5 | 自尊心 | 承認欲求の充足 | 構造的暴力から価値を「ケア」し回復する |
| 6 | 社会との接続 | 欲求の1ステージ(上位概念) | 個人・事業・社会を貫くフック |
| 7 | 目的(ゴール) | 個人の完成・自己充足 | 現状の打破、社会・未来への価値到達 |
| 8 | 時間軸 | 現時点での心理的満足 | 過去・現在・未来・歴史を繋ぐ連続性 |
| 9 | 可視化 | 概念的な階層モデル | 自他共に操作可能な「図解・設計図」 |
| 10 | 他者との関係 | 所属や親和の欲求充足 | アイデアを形にする「作戦会議」と「縁」 |
| 11 | 障害の捉え方 | 環境的欠乏や心理的未熟 | 構造的暴力・社会のジレンマ・不条理 |
| 12 | 自己の定義 | 成長する主体(Being) | 現状を打破する「アイデア」そのもの |
| 13 | 手法 | 心理学的・内面的な成熟促進 | デザイン・編集によるプロセス構築 |
| 14 | エネルギー方向 | 内面的な安定と自己完成 | 社会や未来へ放たれる「矢(アウトプット)」 |
| 15 | 再現性 | 個人の徳性や成熟度に依存 | フレームワークによる意思の「実現化」 |
導入ガイダンス
講座全体の入口です。概要、講座の構成、受講上の注意点を示し、自己実現の成長の方向を「価値を社会と未来に解放すること」に定めます。現状を打破するアイデアに、あなた自身がなるための導入です。
導入ガイダンス
概要、講座の構成、受講上の注意点を示し、自己実現の成長の方向を「価値を社会と未来に解放すること」に定めます。現状を打破するアイデアに、あなた自身がなるための入口です。
基本編
自己実現新論の土台となる4本です。講座全体がどこを射程にし、自己実現をどのように扱い、どのようなプロセスとして読み解き、どの価値の層に変革を要するのかを整理します。
私たちを取り巻く情勢と定説としての理解
自己実現新論がカバーする範囲、目指す方向、狙う変化を示します。挑戦と成長を通して、自らに備わる価値を社会と未来に解放するとはどういうことか、その前提をここで整理します。
キャンバスから読み解く自己実現の取扱い方
自己実現の可視化を試みた「ヒューマンキャンバス」をガイドします。「ヒトは何を産みだすか」という問いを起点に、自己実現を曖昧な理想論ではなく、見取り図として扱う視点を示します。
自己実現プロセス
自己実現をピラミッドの固定図ではなく、辿ることのできるプロセスとして組み替えて読み解きます。自己実現を静的な到達点ではなく、動きのあるプロセスとして捉え直すためのコマです。
4つの価値と変革すべきテーマ
人に備わる価値を「生存・精神・経済・社会」の4面に分けて扱い、不合理や不条理を「変革すべきテーマ」として捉え直します。自己実現を個人の感覚だけで終わらせず、何を変えるべきかへ接続する整理です。
Personエリア
個人の再起動、回復、自己理解、進路の捉え直しに関わる4本です。違和感や停滞を「自分のせい」に閉じ込めず、何が挑戦を止めているのかを見直します。
効能と限界について
仕組みが抱える「ケアが届かない領域」を確認し、抗う方向を示します。社会的ジレンマを読み解き、関係性から人間理解を深めます。
inputとoutput
生産性を表す式「投入対出力」を読み解き、真の投入と出力を示します。世代を問わない output としての勇気とリーダーシップを扱います。
理由と体験
停滞を招く態度を塗り替える「理由を問う態度」の中身を示します。体験を「産まれてきた理由」として確かにする行為をまとめます。
Story
あなたを起点・中心とする変化・変革の筋道を示します。現状の単なる帰結を、自ら着手できる変化・変革のシナリオへ組み直します。
Businessエリア
組織、仕事、交渉、推進、関係性の中で、自己実現がどう扱われるべきかを見直す4本です。事業成長と個人の価値発揮を切り離さずに捉えます。
あなたのビジネスを推し進める教えとは何か
ビジネスと自己実現の関係を「ゴミ」ではなく「鉱脈」として見直します。挑戦と成長を大切に扱うことが、産業の閉塞感を打破する鍵であることを示します。
編集工学
ビジネスと編集力の関係を取り上げ、次のビジネスの編集方針を示します。創利を目指す姿勢へ接続する視点です。
交渉
交渉の基本構造を確認し、有利に運ぶ以上の目的、すなわち課題同士を結びつける大きな解決を共有します。
推進力
単なる行動力以上に、まとうことを目指したい推進力を紐解きます。着手し、みんなで推し進めるためのマネジメントの視点を扱います。
Societyエリア
社会との関わり方、公共への接続、価値の社会実装を考える4本です。一人ひとりが持つ社会的価値を、制度や市場や未来との関係の中で見直します。
あなたの使いみち
あなたが社会や未来に届けることができるメッセージの中身を扱います。構造的暴力や格差といった、変革すべきテーマへの関わり方を示します。
社会の変え方
あなたと社会との新しい関わりを示します。「社会が変わる」と「社会を変える」の違いを、企画と企みの視点から捉え直します。
3000億円クラスのビッグビジネスとビッグピクチャー
あなたの自己実現の大きさを示し、マーケットにおける可能性を示します。社会的課題を市場として大きく捉える構想の意義を扱います。
自己実現の実現化
あなたがカタチにしようとする価値は、社会と未来にあることを示します。実現化のための働きかけを、具体的な推進の視点から展開します。
この講座の先にあるもの
この講座は、視点を得て終わるためのものではありません。Person では個人の再起動と回復へ、Business では制度と関係性の組み替えへ、Society では公共と参加の再編集へ接続していきます。さらに SAR では、領域をまたぐ Issue を構造的に見つめ、どこに詰まりがあり、誰が動けるのかを整理しています。講座を起点に、実際のテーマや課題へ進んでください。
講座で使用したスライドを製本したテキストブックがあります
講座で使用したスライドをまとめたテキストブックをご案内できます。お問い合わせいただいた方には、PDF送信、または製本版の着払い送付にて進呈します。
視聴後に内容を振り返りたい方、チーム内で参照したい方、紙で読み込みたい方に向けた補助資料です。希望される場合はお問い合わせください。
講座内容へのお問い合わせ、テキストブックのPDF送信・製本版の案内希望は、参加・問い合わせページからご連絡ください。